事故の翌日から車がないのでアルバイトにも行けません。
その事をセブンイレブンのオーナに連絡するとどうにかして来なさいと言うのです。困ったなと思いながらバスを乗り継いでどうにかたどり着きました。
今まで通りアルバイトをして、その日はオーナの家に泊めてもらい、翌朝は学校まで送ってくれました。
このようなことを数日しているうちにオーナがレッカー車で運ばれた私の事故車を修理しようというのです。
私は中古の事故車なのでてっきり廃車だと思っていました。
そこでオーナーと一緒にレッカー車で運ばれた施設のある場所へ行きました。
そこは事故車や交通違反で運ばれてきた車が駐車している警察関連が管轄している場所のようでした。
入り口で私の車の情報を告げ駐車している場所へ行き車に乗り込みました。エンジンはかかりましたが動かすと動作がかなり変です。
その場所から外へでましたがなぜか検問所で止められませんでした。
公道にでて加速すると殆ど運転ができませんでした。車の軸が完全に曲がっており、ちょうど四角形のタイヤがついた自転車を運転して体が上下に震動しているような感じでした。それに加え車の左右のコントロールが利きません。また軸がこすれる音が凄く、他の車から見れば一見して事故車だとわかります。
車をコントロールすることができなかったため、オーナーが途中から運転を変わり修理工場へ運びました。
しかしよくパトカーに見つからず修理工場まで運転できたと思います。
・・・・続く
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