数日して修理工場から修理完了の連絡があり引取りに行きました。
修理といっても車の軸を交換して中古のバンパーを取り付け運転ができる状態までです。
車の右側フェンダーとライト部分はありません。しかし運転はできる状態なのでこれで当分の間使用するしかしかたありませんでした。
修理代金は確か1200ドル位だったと思います。痛い出費でした。
そこで相手に修理費用を請求することにしました。
事故の相手は病院に勤めている看護婦のようでしたが保険に入っておらず、当初全く連絡がとれませんでした。(実際、アメリカ人で車保険に入って無い人はかなりいるようです。)
相手の家を調べ訪問したり電話を掛けたりしたのですが居留守をつかい全く会う事もできません。そこで警察に頼み連絡を取ることにしました。
確か手数料10ドル支払うと警察がコンタクトが取れるまで最大3回訪問してくれるのですが、結局コンタクトを取ることができませんでした。
そこで、数十ドルの手数料支払って専門会社に頼むと餅は餅屋で直ぐに連絡が取れるようになりました。
車の修理代を請求した所、相手の弁護士が示談にしたほうがよいとアドバイスしたらしく月賦で支払ってくれるようになりました。
しかしそこへくるまでの処理が煩雑で色んな会社や公的機関へ問い合わせで100回以上の電話、交通手段が無くなり学校やバイトへ行くことに支障をきたした事、時間のロスや精神的苦痛など考えると、次回に全く同じ事故にあった場合には訴えないほうが良い感じでしたね。
しかし実際は学生の身だったのでアルバイトも法律的にはできず、このことがばれると逆にこちらが入出国管理局に逮捕されるはずでした。
・・・・続く
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