外国人学生は自分のメージャーで必須と選択のクラスに加え外国人向けの英語学習の教科を取る必要があります。俗にESLと呼ばれています。
人により最初から英語レベルの高い場合は受けないでもよいようです。外国人学生専任カウンセラーがESLクラスを取る必要はないと判断した時点で普通(ネイティブ)の英語(国語)のクラスへ進むことができます。
アメリカで大学の授業を受けるために英語の作文の能力が高くないといけないのではと思われるかも知れませんが、一般的には決してそんなことはありません。
取るコースにもよりますが、私の場合にはコンピュータサイエンスでしたがどの教科もテストは三択式のマークシートが殆どだったので鉛筆を転がしてチックを付けても3割正解の可能性があるわけです。
記述式は数学と国語ですが、数学の場合は数式なので文章は関係ありません。唯一の英語記述は国語だけです。
作文はアメリカ人のネイティブにかなりませんが文法の試験ではむしろ日本人に有利です。
作文にしても授業中は辞書を調べながら書いてもく、宿題ではある程度時間をかければそれなりの文章が書けるのでそんなに苦労はしませんでした。
ある日、アルバイトを終え24時ころ帰宅して英語の宿題に取り掛かろうとしたとき大家さんが突然やってきてコンピュータのこと教えてくれと言うのです。断れず2時間位付き合いました。
しかし宿題をしないといけないのでそのことを告げると顔色をかえ悪く思ったのか英語の作文を手伝ってくれるというのです。代筆ですね。
悪いと思いながら作文は大家さんにまかせ他の教科の勉強をして寝ました。翌日、それを英語のクラスで提出したところ、先生がえーと言う顔をして内容が悪すぎると言うのです。宿題は自分でするものだと反省しました。
・・・・続く
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