いよいよ英語の専門学校に行くことになりました。
アメリカに来たばかりだし車は持っていなかったのでバス通学です。
直線距離はアパートから学校までそんなに遠くなかったのですが、バスなので住宅街を
通り色々なとこで止まり、また乗り換えもあり学校まで1時間くらいかかりました。
乗り換え場所は道路わきにベンチがあるだけで太陽がさんさんと輝きまぶしく暑く、これがアメリカだ
という感じがしたし何か空気の色が日本と違ってみえました。しかし日陰にはいると涼しく湿気
がないと気持ちがよいものです。
この学校に決めたのは留学ビザを発行してくれるからです。アメリカに行くためには必要な条件です。
自分と同じような目的で世界各国から留学生が来ていたので人種の坩堝という感じでした。中南米、
東南アジア、中国、アラブ諸国、そして日本人。日本人以外はかなり裕福な家庭から来ていたように
思います。
大学に行くために英語力を上げることが目的の学校なので全てのクラスが英語の授業です。
クラスは5つのレベルに分かれて構成されていたと思います。初級から上級までですね。
自分の場合は中級のクラスでした。
内容はイデオム(熟語)の授業やTOEFL対策の授業など
です。例えばTOEFL対策の授業では、試験問題で三択のうちから正しい文を選べとの内容で
もし回答がわからなければ一番短い文をえらべとか、まよった時には最初に思った文を選択
しろとかのテクニックを教えます。
休み時間には色んな国の言葉が飛び交い面白かったですね。
自分で言うのもなんですが、クラスの女性や先生に人気があったように思います。
しかし勉強とアルバイトで忙しく、あまり相手にせず、今思えば残念なことしたな、などと
思ったりします。
仲の良かったクラスの女性からルームメートにならないか誘いがあったり
しましたが、家賃を折半しても払える金額でなかったので泣く泣く断ったこともあります。
・・・・続く
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