ドライブースルーの窓口が調理担当の横にあったので、これにも対応する必要がありました。建物から離れた入り口にトランシーバのような機械があり車のお客と注文のやり取りを行います。
話は一方通行でスイッチを押したときに話し、放した時に相手の注文を聞きます。タイミングが悪いと注文が聞き取れません。音質も凄く悪かったですね。しかし何とかこなせました。
ある日の夜、10時ごろだったと思います。ドライブスルーでやってきたお客に規定以上のポテトを出したのですが、後日お店で注意されました。
お店ではある程度作り置きするのですが例えばフライドポテトの場合、作って30分以上たつと廃棄処分にします。
もったいなと思ったこと、またその人が感じよかったので廃棄処分にするよりお客に少し多めに提供したいと思ったのです。
しかし運悪く、その人が一般客を装ったJack in the Boxの検査官でした。
定期的にチェーン店を訪問して内容が規定どおりかチェックしているのです。
今思ってもなかなか良かった商品があります。当時の目玉商品としてステーキボックス、シュリンプボックス、チキンボックスの3種類のボックス商品がありました。
例えば箱の中にステーキとガーリックブレッド、ポテト、ディップがセットで入っています。
どれも良かったですが特にチキンボックスが好きでした。これはステーキの代わりに鳥の大きなささ身を揚げたのが4本くらい入っていたと思います。
休憩時間には一定金額までの商品を食べていいことになっていたので、殆どこのボックスを作って食べていました。
あまり詳しい内情を話すとお店の信用に関わるのでここらへんにしときます。
・・・・続く
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