次は実地試験です。試験官が助手席に座り、町の中を約10分位運転します。
実際の実地テストというとこれまた簡単で、試験場の近く市街地をテスト教官を乗せて10分位運転しますが、直進、バック、Uターンだけで縦列駐車などありません。
それまで全く運転したことがなかった自分でも2〜3回目で合格しました。
当時、受験料は3ドルで3回までテストを受けることができました。
3ドルで免許を取れるとは、日本で免許を取るコストと手間を考えると雲泥の差ですよね。
自分の経験からアメリカで免許を簡単に取るには以下のことが言えます。
試験用紙は以前に受けた友達などから入手して覚えること。
実地試験ではこれでもかと言う位に首を大きく動かしながら前後左右を見て運転していることを試験官にアピールする。
試験場所を選ぶこと。例えばサンフランシスコで受けると坂が多く駐車が難しいので受かりにくい、そのため出来るだけ平地で車が少ない試験場を選ぶことですね。
日本に戻った後、免許が切れたのでアメリカに行った折に試験場に更新に行ったことがあります。
問題の回答など殆ど忘れていたので実力で受けましたが、7割りかた正解で1問の差で合格の成否をわける内容だったとおもいます。
他の州のことはわかりませんがカリフォルニアではテストをその場で採点してくれます。その時、試験官がしきりにその1問はこれでよいのかと念を押してきます。ということはその回答は間違っていると思いその場で訂正しました。
間違っていることを暗黙の了解で教えてくれるとはと感謝しました。
その後、アメリカ滞在中に何度か免許の更新に行きましたが、日本では試験はフィルタをかけ選別する関門ですがアメリカでは試験は通す為にあるという事ですね。
・・・・続く
|