ルームメイトが引っ越し暫くしたある日、ノックの音でドアを開けると若い日本人が立っていました。
以前のルームメイトを訪ねてきた知り合いのようです。既に引っ越したことを告げると残念がっていました。
アルバイトに行く時間が迫っていたので、その事を告げドアを閉めようとしたのですがお茶でもと誘われました。
ルームメイトの知り合いでもあり、相手に悪いと思い近くのピザ屋で30分位相手をしました。話している内にマリファナが手に入らないかと言うのです。どうも日本から旅行に来たついでにマリファナを持って帰ろうとしていたようです。
簡単に手に入ることは知っていましたがあまり興味がなく断りました。
アメリカではマリファナの取り締まりは厳しくなく州により対応は異なります。解禁の州もあります。
英語学校の先生や後日行くことになる大学の講師もマリファナはタバコに比べ悪いものではなくタバコを吸うくらいならマリファナを吸いなさいと勧めていました。
アメリカ人の家へホームステイした時、ホストファミリーも吸っていましたが特に高揚することなどなく匂いの違うタバコと言う感じでした。
雰囲気を楽しむことが目的のようで、ごく普通の家庭でも興味のある人は吸ったりしているようです。
日本では悪いイメージがありますがどうもヒッピーから来ているように思います。
中毒性は殆どなく、もしマリファナを取り締まるならそれ以前にタバコやお酒を取り締まるべきだとの考えのようでした。
・・・・続く
|