♪♪新聞配達♪♪

●写真はアメリカに行って最初に滞在したアパート近くにある郵便局。道路をはさんで向かい側に壊れた塀がみえますが、その向こうは10m位の崖。下は幅の狭い砂浜のある海岸。

新聞


貯金も殆どなくレストランだけでは生計がたたなくなりました。昼は学校なのでレストランでのアルバイトは夜だけです。

平行して出来る仕事はないか探しましたがおのずと限られてきます。結局見つけたのは新聞配達でした。朝だけの短時間の仕事なので学校、レストランと両立できます。

1日目は指定の場所に行き責任者の車に同乗して配達先を見て回りました。次の日からは自分で配達してくれとのことでした。150軒くらいあったと思います。最初から150軒とは無理だと思いましたが可能な限り思い出し配達しました

その後、予期したように未配達の家からクレームがでたとの知らせがありました。同時に明日から配達しなくてよい、つまり首との連絡でした。しかし150軒の家を1回の案内で覚えれるものではありません。

日本でも学生時代に新聞配達の経験がありますが1週間くらい担当者と一緒に配達するものです。また顧客の家に印が付いた配達用の手書きの地図をわたされ、それを参照すれば1人でも配達できるようにしているものです。

1日で首になったのには理由があるなと思いました。私なりに考えたのは何かの為に人を雇ったという実績が必要でたのではと思っています。

車を運転しながら助手席側の窓を通して目的の家の庭やドアめがけて新聞を投げるにはコツがあり最初はなかなか難しいものです。新聞を投げると言う習慣は日本には無いのでよい経験になりました。

              ・・・・続く

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