ある日、いつもどうりに午後8時からセブンイレブンでアルバイトをしていました。仕事の1つはお客の見張りです。
レジ担当から合図があったのでレジの方を見ると、ビールケースを下げた若い男性がレジの列の後ろ近くに立っています。
不審な感じがするので注意していると、突然ビールを持ったままお店のドアめがけて走りだしました。
捕まえようとその男にタックルしました。もみ合っているうちにドアガラスが割れ、男はビールを床に落とし飛び出して行きました。
外にはピックアップ(トラック)が待っており男が荷台に飛び乗ると車は走り出しました。もう一人は走って反対側に逃げて行きました。
追っかけて荷台に向かうと足でけってきます。相手は大きく、これ以上対応しているとこちらが危ないで、それ以上追っかけませんでした。
警察に連絡してすぐに、そのピックアップが戻ってきました。どうもはぐれた仲間を探しているようでした。学生3人組で1人が運転、1人が見張り、一人が盗みの役割のようでした。
ドアガラスに首でも突っ込んでいたら死んでいたかも知れません。夜間のセブンイレブンは危ないとつくづく思いました。
最近日本でも酒を買う場合、年齢制限がだんだんと厳しくなっていますが、アメリカはかなり厳しく
お店ではお酒を購入する人が20才前後に見えると免許書の提示を求めます。
そのため酒を買えない若者などが強盗や盗みを行うのです。
別の日などは店内で販売している小型ナイフをパンの中に差し込んでレジでお金を払った客がいました。
レジではパンの代金しか払っていません。ナイフのことをとがめると刺してくる可能性があったのでレジ担当は無視したそうです。
事件の後、警察きて事情聴取など行っていました。
ドアは壊れていたのでその日、店を閉めることはできず徹夜になったようでした。
・・・・続く
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